いろんな他のブログやサイトに書いてあったりするのであえて書いてこなかったんですが・・・・少し書いてみます。もちろん個人的な主観が入ってるかも知れませんが・・・・・・
コンフィチュールとジャムの違いは・・・・・同じです。
たまに違うんですっていう所を見かけますが(否定するつもりはありませんが)、所謂同じです。
確かに、言葉の意味また文化的背景がヨーロッパと英語圏は違ったりするのでもしかしたら違う言葉のニュアンスかもしれません。
しかし、私自身基本的には同じだと認識してます。
もっと言ったら、フルーツと砂糖を入れて火にかけ105度まで温度が上がったら糖度67〜70brixになってるはずなのでこの状態をフランス語ではコンフィチュール、英語ではジャムという事になります。
作り方も色々あるし作るポイントも色々各々あるんでしょうが、基本的に105度まであがったものをジャム又はコンフィチュールと呼びます。
いやいや何となく違うでしょ??みたいに勘違いしてる人もたまに居るような気がしますが、個人的感覚でいえば、本来、家庭で『素人』が簡単に出来る物なので、素人の延長で拘りが出てしまいどうしても何となくとか、気分的にとか、科学的でもなく論理的にでもない、ものや人や考えが蔓延してしまったのかもしれません。
そして最大のポイントは、味覚や人の嗜好は人それぞれ違うからこのような認識の違いが生まれたのかもしれませんね。
また、『物を作る素人の農家』や『一般のお菓子好き』ぐらいのレベルの人が、少しの拘りで簡単に出来てしまいそこそこ美味しくなるのも間違った認識や知識が広まった理由かもしれません。
もちろん、その程度の人をテレビや雑誌が大げさにとりあげるのも問題で、その『何となく程度の情報』を信じてしまう人が多くなってしまうのかも知れません・・・・フルーツが美味しければ美味しくなるし。。。。。
(例えば、皆さんが大好きなごろごろたっぷりフルーツ入りって、フルーツが崩れてない分崩れるまで煮たジャムより全大量からみるとフルーツの分量は少ないはずです・・・・たっぷりではない可能性がありますね・・・)
実際、キャッチフレーズ(『甘さ控えめ』とか『たっぷり〜入り』とか)によって売り上げも変わるでしょうから曖昧な言葉を多用してでも消費者に訴えないと売れないのかも知れませんが・・・・・
と言うもの凄く単純なの事なのであえてこの違いについては書いてきませんでしたが、コンフィチュールについてはこんな感じの考えです。何となく分かって頂けたでしょうか??
とか言いつつもいろんな考えやこだわりがあっていいとも思います・・・・・・・
当店の商品は今まで説明してきた様なものとは作る際の考え方が違うので、いろんな組み合わせ濃度の違いが出てしまうんです。。。。。
いわゆる普通のジャムやコンフィチュールだと思って食べるとビックリし不思議に感じるのはそのせいかも知れません。